オフィシャルはこうする!
まずはスコアシートの記入例を見てもらいたいと思います。
スコアシート記入例の図
※クリックすると別ウィンドウで拡大表示されます。図が大きいので表示に時間がかかることがあります。
スコアラーは、以下の事柄について書き記していきます。
また、試合終了後、全ての記入を確認し、まとめる事も必要になります。
どう書き記していくのかを、これからみてもらいたいと思います。
※クォータ別に色分けをして記入するのが本来の方法ですが、ここでは説明を省かせてもらいます。
参考:第1・第3クォータは黒■、第2・第4クォータは赤■、で記入します。
試合をおこなうにあたり、何番の選手が出場するのかをあらかじめ書いておいてもらう必要があります。
この後に述べる、得点の記入やファウルの記入において、すごく重要になります。
この欄については、対戦する両チームの人に書いてもらった方が良いですね。
また、試合開始3分前までに書き終えてもらえるようにすると、少なくとも試合の開始時間が遅れることはありませんね。
バスケットボールにおいて、得点を数えるのは重要ですね。
おそらく具体例を挙げれば、記入方法はすぐに分かると思います。以下を参照してみてください。
また、得点を記入する部分を「ランニングスコア(Running-Score)」などと呼んだりしています。
ランニングスコアの記入例 |
得点の記入は
これが重要になります。
また、各クォータ終了時の得点を明示するため、クォータ終了時点の欄に「2重線」を引いておいてください。 |
補足:
時間に関する概念は全くありません。
「どちらのチームの何番の選手が、何点目を入れたのか?」「その種類は?」を記入するのみです。
バスケットボールにおいて、ファウルの数を数えるのは重要ですね。
個人のファウルの数とチームのファウルの数を記入する必要があります。
ただし、先に述べた得点を記入しながら、ファウルも記入するとなると間違えが起こりやすくなります。
ですので、アシスタント・スコアラーと共同でファウルの数を数えると良いかと思います。
ファウルの記入例 |
ファウルの記入は
これが重要になります。 例を挙げると・・・
(カウント・ワンスローの場合、フリースロー1本を伴うファウルとして扱います。) また、各クォータ終了時のファウル数を明示するため、クォータ終了時点の欄に「境界線」を引いておいてください。 |
※ファウルの種類はほとんどの場合「P」です。
他にも「T」「U」「D」など全部で10種類ほどありますが、詳しいことはルールブックを参照してください。
タイムアウトはどちらのチームが取ったのか?を記入します。
タイムアウトを知らせるための笛はタイムキーパーに任せるとして、スコアラーはタイムアウトがおこなわれた際にそれを記入をするようになります。
よく忘れます。「うちら、タイムアウト取ったっけ?」って。(笑)
タイムアウトの記入例 |
タイムアウトの記入は
これが重要になります。 該当する欄をバツ×で記入するだけです。
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試合終了後、全ての記入を確認し、まとめる作業が残っています。
面倒かと思いますが「終わり良ければ全て良し」の精神で、スコアシートを完成させてください。
タイムアウト欄
☆タイムアウトを取っていない場所は、2重線を引きます。 |
ファウル欄
☆個人のファウル欄には線を引きます。 (これ以上ファウルはありませんよ、という意味です。) ☆チームのファウル欄には2重線を引きます。 |
ランニングスコア欄
☆両チームの得点欄に斜め線を引きます。 (これ以降得点はありませんよ、という意味です。) |
得点集計欄
各クォータ毎の得点と総得点を記入します。 |
オフィシャル欄
オフィシャルをおこなったチーム名を記入します。 個人名は記入しなくても良いです。 |